安全監督の派遣
業務内容
監督派遣の依頼をいただいてから、監督の経験や必要となる交通費などを考慮して最適な監督を決定し、関係者に連絡します。その後、本船の資料や過去のデータ、荷役計画などを監督とTSGにて検討しながら、アテンドの準備をします。
監督業務は、通常、本船の着桟から荷役業務、離桟まで行います。本船とターミナルの間において、円滑な荷役の進行を図るとともに、必要なターミナル情報を提供し、船内を巡回しながら安全チェックを行い、また、安全で効率的な荷役のための助言などを本船に行います。もし不具合やトラブルがあった場合などは、船主・オペレーターの立場に立って本船船長とともに、その対応にあたります。
最近は石炭船の揚げ荷作業への監督派遣の要望も石炭揚げ荷基地から出されております。石炭船の揚げ荷監督についても石炭荷役経験豊富な監督を派遣いたします。
またLNG船のオーナーの監督業務として、船陸間整合会議にも出席いたします。
報告書と不具合への対応
業務終了・出港後は、ただちに簡易報告(preliminary report)を監督業務のご依頼元に送るとともに、全体を網羅した報告書を作成しお送りします。
もしアテンド中に不具合やトラブルが発生した場合は、監督から直ちにTSGに電話での報告が入るとともに、その内容はTSGからご依頼元に電話で伝えられ、関係者によるスムーズな対策を講ずる手助けをいたします。
業務終了後のトラブルなどへの対応
本船が出港した後に、トラブルなどの理由により本船の再入港がターミナルから認められない場合でも、お客様からのご要望などを踏まえて、本船の再受け入れのためにトラブル解決や関係者との連絡などに関連したバックアップを行います。
監督手配手順
お客様から監督手配のご用命を、船名、港、貨物の種類、入港予定時刻、ご担当代理店名などの情報ともに、メール、電話などでいただきます。
その情報を元に代理店様とさらに詳細な情報の交換をさせていただき、派遣監督を決定し、お客様にお伝えいたします。
また必要な乗船手続きを代理店様に依頼します。